It's a Manyou World!万葉集のセカイ

麻績王

作者:麻績王

うつせみの いのちしみなみ伊良虞いらごしま玉藻たまも

挽歌

挽歌

現代語訳

はかないこの命を惜しみながら、波に濡れて──伊良虞の島で玉藻を刈り、食べて生きている。

シチュエーション

「うつせみの命」は現世のはかない命を意味する。「惜しみ」は生きることへの執着や願いを表す。「玉藻」は美しい海藻で、食用にもされる。「伊良虞の島」は現在の愛知県・伊良湖岬周辺とされる。自然の中で命をつなぐ姿が、静かに詠まれている。

原文

為惜此空蝉之命,濡浪而行,在伊良虞之島採食美麗的玉藻。

麻績王 のゆかりの地

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