It's a Manyou World!万葉集のセカイ
柿本人麻呂

柿本人麻呂

作者:柿本人麻呂

嗚呼見あみうら舟乗ふなのりすらむ 乙女をとめらが 玉裳たまもすそしほ満つらむかも

雑歌(叙景歌)

雑歌(叙景歌)

現代語訳

ああ、阿見の浦で舟に乗っているのであろう乙女たちの、美しい裳の裾に、潮が満ちてきているのだろうか。

シチュエーション

阿見の浦で舟に乗る乙女たちの姿を想像し、その裳の裾に潮が満ちていく情景を詠んだ歌。『玉裳』は美しい裳を指し、乙女たちの優雅さを象徴する語。直接の描写ではなく、遠くから想像する形で詠まれており、万葉集らしい叙景と叙情が融合した作品となっている。

原文

鳴呼見乃浦尓 船乗為良武 嬬等之 珠裳乃須十二 四寳三都良武香

柿本人麻呂 のゆかりの地

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